競合調査とは?

AB3Cの根拠となる各種の調査分析の中で、最も簡単で効果的なのが競合調査です。

普段、自サイトにばかり目を向けがちですが、消費者は常にネットで他の何かと比較検討を行っています。

では、比較検討されているサイトはどんなところで、どういった特徴を持ち、自社と比較してどんな優位性があるのでしょうか?

それらを消費者目線で把握する必要がありますが、なかなかそこに着手する方はいません。

しかし、3C分析を提唱した大前研一さんが、最も重視したのは「競合を見よ」ということでした。自社ばかりを見ていても現状がわからない、外の世界、競合を見ること、消費者がどんな所とと自社を比較しているのか、その上で、何を重視して選んでいるのかを客観的に把握する必要があることを伝えています。

解析ツールや広告ツールでサイト内の動きやコンバージョンを綿密に追っている方々も多いのかと想像します。しかし、それは自サイトに来た人だけを見ている、つまり「顧客」や「顧客になりうる人」だけを見ていることになります。

対して、「競合調査」は消費者目線で「顧客」だけではなく、「非顧客」も見ています。

例えば

・今自社でナッツを買っている人

ではなく

・自社のナッツがマッチする人は他に何と比較しているのか?

という所を探っています。

生ハムやサラミやチーズなど、比較検討されている競合は色々と考えられるでしょう。

それら、まだ顧客になっていない非顧客が見ているものをあぶり出し、何を伝えたら顧客になりうるかを考えるのも「競合調査」です。

環境が進化した今、競合調査はほぼネットで行えます。その手法や実践方法を競合調査講座で教育として提供しております。

こんな方におすすめ

  • 戦略(AB3C)を成立させるための調査・分析を学びたい

  • 競合調査の具体的な方法を、学びたい・実践したい

  • ウェブアドバイザーやウェブコンサルタントの資格を取得したい

【座学】

競合調査を実施する中で、まずつまづくのが競合の探し方。どんな風に探したらいいのか、どこを競合として捉えたらいいのか、と悩む方が多いです。視点としては、ウォンツ寄りの競合・ニーズ寄りの競合という視点を持つことが大切です。まずはそこから丁寧にお伝えします。  次に、リストアップした競合と自社を比較する方法をご紹介します。具体的には「価格比較表」「コンテンツ比較表」、商品開発が重要な所には「商品比較表」、サービス開発が重要な所には会「サービス比較表」をご用意しています。  これにより、「競合の特徴」「自社のポジション」等を把握することができ、どこに勝ち目があるのか等を探ることができます。  最後に、競合調査結果をどのように活かしたらいいのかというお話を事例と共にご紹介しています。

【ワーク&アドバイス】

競合調査を座学で学んでいただいた後、実際に実践してみて、実践力を身に付けるためのワークショップです。少人数(4~5人+講師)で集まり、順番に実践結果の発表・意見交換・アドバイスを行います。

このワーク&アドバイスは計2回行います。1回目のワーク&アドバイスにて、色々な意見やアドバイスを受けた上でブラッシュアップに取り組んでいただきます。

その後、2週間後に2回目のワーク&アドバイスを行います。必ず実践力が身に付くことを重視しているためこのような形式にたどり着きました。参加者の皆さまには「1回ではやはり無理だった、2回目でようやく自身に落とし込めて実践できるようになってきた。」との感想もいただいております。

↑ワーク&アドバイス オフライン開催イメージ


●開催形式について

できれば上写真の様に、対面(オフライン)にて東京・駒込事務所にご来社いただくことをお勧めしておりますが、遠方で難しい方やお時間が厳しい方にはオンラインでの開催も実施しております。

申し込み後にどちらをご希望かご確認しますので、その際ご希望をお伝えください。

↑ワーク&アドバイス オンライン開催イメージ


 ●開催日時について

この講座は年に2~3回、実施しております。

2024年度の初回開催については、現在、下記候補日をご用意しています。

お申し込みの際、ご希望の日程をご連絡下さい。

競合調査(ワーク&アドバイス)1回目

7/19(金)
※追加開催時予備枠(上記が満席になれば開催)7/23(火)

競合調査(ワーク&アドバイス)2回目候補(1回目の2週間後)

8/2(金)
※追加開催時予備枠(上記が満席になれば開催)8/8(木)

カリキュラム

座学、さらには、2回のワーク&アドバイスに加えて、1回目の事前レビュー+事後フィードバック、2回目の事前レビュー+事後フィードバック、期間中の質問対応可、を含めて下記価格となります。 密な内容の分、相応の価格となっておりますが、実りある講座であることは保証します。 ぜひご参加をご検討下さい。

    1. 00_講座受講の流れ

    2. 01_事前課題

    3. 02_座学

    4. 03_実践課題

    1. 00_講座受講の流れ

    2. 01_実践課題①の提出(期限:ワーク&アドバイス①の開催2日前・正午まで)

    3. 02_ワーク&アドバイス①

    4. 03_座学の振り返り ※ワーク&アドバイス①の後に視聴ください

    5. 04_実践課題②の提出(期限:ワーク&アドバイス②の開催2日前・正午まで)

    6. 05_ワーク&アドバイス②

    7. 06_アンケート

この講座について

  • 385,000円
  • 2時間の動画コンテンツ
  • 2回のワーク&アドバイス(オンタイム)
  • 個別の事前レビュー&事後フィードバック、期間中の質問対応可
  • WebCA会員限定・資格認定講座

講師

村上 佐央里

一般社団法人ウェブコンサルタント・ウェブアドバイザー協会(WebCA)理事 1998年よりシステム開発会社にてSEを経験後、2004年より(株)ゴンウェブコンサルティング勤務。2009年よりフリーランスのウェブコンサルタントとして独立。 ウェブ業界で20年近い経験を積んできました。多くの実績と幅広い経験から、ウェブに関わるあらゆるサービスをお受けしています。

受講者の声

“座学だけだと分かったつもりになるだけで、なかなか実践に活かすことが難しいが、実施→発表→再実施→発表までを行うことで、今後の仕事にかなり役立たせることができると思った。村上さんのアドバイス、視点の置き方がとても参考になった。”

2024年1月期 受講者

競合調査講座と戦略キャンバス講座は両方併せて受講がおススメ!

競合調査で調査した結果を、戦略キャンバスで分析し、選ばれる理由を導き出す流れとなっています。そのため、2セット一緒に同じ期にご受講いただくことをお勧めしています。 座学(eラーニング)で個人で学んだ後、ワーク&アドバイスで複数の参加者さんと意見交換を行います。それにより、個人での学びで生じた疑問や悩みを、講師や他の参加者皆さんの新たな視点での意見やアドバイスにて解決につなげていけます。もちろん、自案件の解決や戦略成立にもつながります。 大体2~3か月位、頻繁に顔を合わせる機会ができますので、他の参加者さんとのつながりや信頼関係も構築でき、その後、相談しあえるメリットもあります。 ぜひ併せてのご参加をご検討ください。

お申し込み方法

【競合調査講座】【戦略キャンバス講座】は、ダッシュボード内【WebCA会員限定_有料講座】からお申し込みいただけます。

※WebCA非会員のダッシュボードには【WebCA会員限定_有料講座】が表示されません。ご了承ください。

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